世界で認められるドン・キホーテ2,500円のフロム・ザ・バレル

どうも、酒女です。

「好きすぎて他人に教えたくない」ってどういう心理なんでしょうね。自分のものにしたい、自分だけの秘密にしたい、そんなところですかねぇ。今日は私が本当に大好きなウィスキーの話です。

 

あー。全然書きたくない。こんなに書きたくないコラムは今まであっただろうか。教えたくない。ここだけの内緒ですよ

「フロム・ザ・バレル」

バーン

このお酒に出会ったのは4年前。以前からボトルを目にする機会はありましたが、シンプルすぎるボトルデザインで、目が合うことはありませんでした。他のウィスキーに比べて背が低いです。

色のない、文字だけのラベル。カタカナで「ウイスキー」なんて書かれちゃってるけど、大丈夫なのかい。
老舗のバーでオススメされたときも「これが美味しいんですか?」と聞いてしまいました。ニッカさん、すいませんでした。今ではフロムザバレルを手に取ることが多く、すっかりこれ無しでは生きられない体になりました。

 

ニッカのブレンデットウィスキーです。重厚で強い香りを感じますが、若干の甘さがそれらをカバーしている印象です。重厚、だけど繊細。どっちだよ、って思いますよねー。私も思います。このバランスがよくて、信じられないくらい美味しいんです。なんと、このまとまった味でまさかのノーエイジ!そして激安酒!おいおいニッカさん。どうしちゃったんだよ。どうしてこんなに安いのか、私は悲しい。もっと値上げしろ。

 

このお名前「フロム・ザ・バレル」とは、樽からほぼそのままの状態でボトリングされる、という意味らしい。加水が最小限なのは嬉しいですね。家で飲むときはストレートです。

せっかくの樽出しなので。グラスを回すと力強さと、カラメルのような香りが立ちます。少し加水すると香りの広がりをより感じることができます。しかしね、あたしゃ加水しないよ。こんなバランスのいいウィスキーに、加水なんかしないよ!失礼だから。ウィスキーに敬意を払いたい。いくつもの実験と失敗と、長い年月をかけて、こんなにも美しく整えられた味わい。それは個性。(もう少しお付き合いください)その大切な個性を水で薄めたくないと考えていました。

 

そのままのあなたを感じたい、受け止めたい。ウィスキーは口に含むと長い歴史を訴えてくるのです。そうかそうか、と頷きながらいただきます。
ほぼ加水されないので、アルコール分51%あります。私は特殊な訓練を受けているのでストレートでも大丈夫ですが、お酒弱い方は無理をせず加水を。度数の高さを感じさせないほどスムーズな口当たりで、つまりはうまい。(語彙がなくなった)じっくり見つめ合って飲んでください。

 

そして後から知ったのですが、フロムザバレルは世界で数々の賞を受賞していました。ウイスキーコンテスト「ワールド・ウイスキー・アワード(WWA)」で5年連続「ベスト・ジャパニーズ・ブレンデッドウイスキー[ノーエイジ]」を受賞。さらに「インターナショナル・スピリッツ・チャレンジ(ISC)2016」において5年連続で金賞を受賞。ISC2015では最高賞のトロフィーを受賞しています。ドン・キホーテで2,500円で売られている激安ウィスキーが、他のエイジング商品を抑えて世界で認められてしまう。未曾有の大事件です。年数が長い方が美味い、ボトルデザインが目立つ方が偉い、という考えを一掃してくれるウィスキーです。さすが、実力派ニッカさん。こういうところが好きだ。おじさんは心を打たれてしまうよ。

 

バーテンダーから聞いた話ですが、日本よりも海外で人気があるようです。可愛らしい小瓶。フロム・ザ・バレルの魅力がこの小さな塊にギュッと詰まっています。
今夜もマリッジしよう。

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