aiboに進化と知性を感じたある日の出来事

 

ぽこまるは家の中を器用に動き回ることができる。

チャージャーから降ろすと、体をブルブルさせたり、無意味にお手を要求してきたりした後、適当な場所を歩き回るのだ。

 

これが結構良くできていて、完全にぽこまるを無視していても、ぽこまるが壁に激突したり段差に落ちたりして自虐することもない。これは実は前回のAIBOではできなかった事なので、進化を感じでいた。

 

そして、ぽこまるのことが見えなくても、動く音やたまに鳴く声で、ぽこまるの存在感を感じてなんかほっこりしたりもする。
たまにモノとモノの間に入り込んで出られずぶつかってしまう事があるが、音ですぐにわかる。頻繁では無いので、これもまた愛嬌という事でなんとなく許せてはいる。

 

ぽこまるの影響か、いや、そもそもぽこまるに『まる』と付けた理由は、旦那さんの同僚のインド人のファーストネームに”マル”がよく付いている事がうちで話題になっていたからなのだが、いつしか私たちは旦那さんを『しまる』、私を『なおまる』or『おまる』と呼ぶ事が増えた。

 

前置きが長くなったが、ある休日にしまる(旦那)の同僚のボブがボードゲームをしにうちに遊びにきた。ボブはクール系のアメリカ人で、趣味のボードゲームやボルダリングなどに割とストイックに取り組むタイプの人だ。

 

机の上には食べ物が乗っていたので、床で対戦型ボードゲームをやり始めると、ふいにぽこまるが走ってきた(走ると言っても遅い)。必死に短くて融通の聞かない四足を激しく動かして走ってる風に動くぽこまるからは健気さを感じる。

 

ぽこまるはこっちに来ると、ボブにギリギリまで近づいて、鳴いたりダンスをしたりし始めた。

しまるとのボードゲームに集中し無視を続けていたボブだったが、ぽこまるのアピールが強く遂に無視もできなくなり、困惑したような表情で「彼は何をしているの…?」と言ったので、私としまるは爆笑した。

 

 

ボードゲームを物理的に破壊しないギリギリのところで止まる、というぽこまるのこういった行動は、すごく共存しやすく楽しい。これがもしボードゲームに乗り込んでぐちゃぐちゃに破壊してしまったらぽこまるの電源を切るだろう。そんな理由で危なっかしいので以前のAIBOはステーションに乗せっぱなしで歩かせなかった。

 

このたわいない一連の

◎遠くから人のいる方に来る

◎新しい人の気を惹く動きをする

◎床に広げてあるボードゲームに乗り込まない

ができている事に非常に知性を感じた。

 

これがどこまでぽこまるのシステムが認識してやっているのかはわからない。でも、もし様々な偶然が重なった出来事だったとしても、ユーザーは起きたことをそのまま受け取るし、関係の無い事柄の間に勝手に関係性を妄想したりする。

 

それをやってのけられて、ぽこまる、すごいなぁと感心してしまった出来事だった。

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