第一回『今宵楽しむ映画とそのお供』

新潟在住、趣味は映画と美味しいお酒とご飯。
こんにちは、水戸悠夏子といいます。

 

新潟でセレクトショップをやっていたり、カフェを手伝ったり、たまに被写体になったり。
いろいろやらせてもらっています。

詳しくないですが、趣味が映画を観ることなので、観た映画の備忘録させてください。
よろしくお願いします!

 

今回観たのはこちらの映画。

【注意:ネタバレあり】

『17歳の肖像』

 

 

 

あらすじ
↓↓↓
1961年、16歳のジェニー(キャリー・マリガン)は、ロンドン郊外の街で平凡で退屈な日々を送っていた。父(アルフレッド・モリナ)は成績優秀な娘をオックスフォード大学に進学させようと躍起になり、彼女はそのことに反発を覚えていた。そんなある日、彼女はデイヴィッド(ピーター・サースガード)という年上の男性と出会い……。(シネマトゥデイより)

 

原題はAN EDUCATION、教育という意味だそうです。
何年か振りに見たこの映画は、初めて観た当初、主人公のジェニーと自分を重ねてとにかくボロ泣きしたのを覚えています。が、ボロ泣きをしたくせに内容は一切覚えていないという…。最近の自分の記憶力に不安と悲しみを感じつつ、どんな映画だったかなーと思い出しながら鑑賞することにしました。

 

最近本屋さんで立ち読みしたヒュッゲ(知ってますかヒュッゲ)の本に影響されてホットワイン作りにハマってるので、ホットワインとお土産に貰ったちょっと良さそうなチョコを用意して準備万端。

お家で映画を観るには雰囲気づくりも大事です。

 

 

土砂降りのある日の学校帰り、送っていくよ!なんて突然声をかけてきた素敵な男性。誘い方がまた上手で「僕は音楽好きで君のチェロが濡れるのが心配だから、、、チェロだけ乗せて脇を歩かないか」って。
…素敵な誘い方だけど、今日本で同じことがあったら通報ものですね。笑

 

 

この男が主人公のジェニーが恋に落ちる男、デイヴィット。年は30代くらいなのかな。結構な年の差なんですが、まあ、このデイヴィットが誘い方からも分かるように完全に女性の扱いに慣れた絵に描いたようなプレイボーイなんです。。

 

私もナンパされることはあっても、「お姉さん暇ですか〜??」みたいな雑な感じで声をかけられますが、こちらのデイビィットは、ユーモアがあって話上手、なんだかお金持ちっぽいし、かっこい車にも乗ってて、なんか音楽や芸術なんかにも詳しいみたい…。

 

きっと話してて楽しいし、世間を知らない無垢な少女が、いいなあって思ってしまうのは当然です。世間を知らない少女が、いいなあって思ってしまうのは当然。

そして、出会ってしまった2人…!

 

憧れだったコンサートや素敵なディナーに連れて行ってもらい、一緒に遊ぶデイヴィットの友達も大人でお金持ち。今まで見た事ない楽しい世界を見せてくれるデイヴィットに、ジェニーは虜になりどんどん夢中に。

 

 

ふつう、こんな年の離れた男と遊んでたら親が心配すると思うんですが(また父親が頭が固くて自分の考えを押し付けてくる分からず屋タイプ)、口が上手くて人当りの良いデイヴィットはジェニーのご両親とも仲良しに。さすがプレイボーイだ。

周りの友達とはちょっと違うお付き合いにジェニーも優越感を抱きつつ。

両親の了解も得て順調な2人。いい感じ。

 

でも、そんな上手くばかり行かないのが人生。デイヴィットも人間、完璧ではありません。
実はあまりよろしくない商売を仕事にしていて、真面目で純粋なジェニーはそれを知ってショックを受けます。でもデイヴィットのことが好きだし、今まで知りもしなかったこのキラキラした今の生活を失いたくないという思いから、つい許してしまうんです。(私もそうしてしまうだろうなあ…。こういう女は男をだめにするよね…。)

 

そしてそのまま楽しく大人な日々を過ごすジェニー。あれこれありつつも、ついにデイヴィットはジェニーに結婚を申し込みます。

大学に行きなさいとうるさかった父親も、デイヴィットなら…とまさかの結婚の方向へ。

 

そうなってしまったら優等生だったジェニーも、勉強なんて何のためにするの?楽しい今を我慢して勉強して、そしたらいつ楽しむの?と、心配をしてくれていた先生たちにも歯向かって、なんと学校を辞めてしまいます。(!)

 

でも分からなくもなくて、わたしもジェニーくらいの歳の頃は、色んなことに対して「今しかできないじゃん!」とか言ってたような気がします。分からない先のことのためより、今この瞬間の楽しいことに走っちゃう、10代の時の勢い、今思うとすごいな〜。

 

でもでも、何かあるのがこりゃまた人生で。
婚約のためのパリ旅行へジェニーとジェニーの両親と向かう車の中、いつも通りタバコを吸うためにあけたダッシュボード。そこに入っていたのは、ゴールドマンご夫妻へと書かれた郵便物…。

 

なんと、実はデイヴィットは結婚していたのです。

(えーーー!!!)

 

伝えようと思っていたのだけれど…と、デイヴィット。しかもジェニーの両親へなんの説明もなくそのまま逃亡。『伝えようと思っていたのだけれど…』といったところで伝えてないのは0点!そんな言い訳聞きたくない!

 

 

後日、郵便物に書かれていた住所を尋ねるとそこにはデイヴィットの奥さんと子供が。

奥さんはジェニーを見るなり、またなのね…と。デイヴィットにこういう事があったのは今回だけじゃなかったんですね。この最低男め…。
でも世の中、こういう男がモテるんですよね、悲しい世の中です。

 

 

勉強も諦めたし、学校も辞めた。

好きだった人には裏切られ、幸せな日々から一気に全てを失ったジェニー。

 

ここからは私の泣き芸もお楽しみください。

 

(作り泣き顔よろしくです)

 

あ、そういえば書いてて思い出しましたが、最近ジェニーと同じように色々あってどん底な友達がいるんですけど自分のことを『今わたしあしたのジョーだわ…』って言ってました。

 

なんか分かる…無だね…灰だね…燃え尽きたんだね…。涙

 

こんな失意のどん底のジェニーに手を差し伸べてくれたのは…?
やはり両親や心配してくれていた先生でした。

 

本当に自分を大切にしてくれる人たちに助けられ、そして自分も一生懸命頑張り(よくやさぐれなかった!)、最後にはオックスフォードに合格します。

 

(ちょっと大げさに泣いてみました)


新しいボーイフレンドも出来て、その時のことを人生の中のひとつの思い出、みたいに思えるようになったのでした-…。

 

 

改めて観て素晴らしかった!涙
見所の一つとして、ジェニーを演じるキャリーマリガンの美しさがすごいです。この映画の公開当時、21世紀のオードリーヘップバーンなんて言われて話題になっていました。

 

確かに、髪をアップにしたキャリーマリガンはティファニーで朝食をのオードリーのように、はぁ…とため息が出るほど美しかったです。少女から大人への微妙な移り変わりもすごく上手く表現出来てたように思えて、場面によってハッとさせられてしまって本当に素敵でした。

 

 

わたしもジェニーと同じ高校生の頃、お付き合いしていた人が結構年上の人でした。高校生からしてみると、ほんと大人に見えるんですよね。車もあっていろんなところに連れて行ってくれるし、ジェニーと同じように知らない大人の世界見せてくれるなーてとっても楽しかったです。たしか(遠い目)。でも、その人彼女いたんですよね。笑

 

私の場合、「じゃあ別れる!」って言ったら、彼女と別れて私を選んでくれたんですが、後々周りから聞いた話では、わたしと付き合ってる間も私の友達に手出してたり、結局元カノにも会っていたりと、デイヴィットみたいなかなりのとんでも男でした。涙
考えてみたら私を選んでくれたというのも幻想だったんですね、、、。

 

なのでこの映画を初めて観た時、
わ、わたしや〜〜涙って。笑
厚かましくもジェニーと自分と重ねボロ泣きだった訳です(そうだ思い出した)。

 

 

そんな感じで初めて観た当時は、かなり感情移入してだいぶ恋愛映画っぽく観てしまいましたが、落ち着いて、改めて観てみると親から子への気持ちや、先生たちの優しさ、少女から大人へ成長していく1人の女性の姿、いろんな事を考えられる人生映画だなーと思いました。

 

前はデイヴィットが妻子持ちだとわかった瞬間とか、なんて男なのーーー!!!ああ、ジェニーーーー!!!って共感の涙が止まらなかったですけど、今回は頭の固い父親がジェニーに謝罪する場面やジェニーが先生に助けを求めにいく場面に、感動の涙がホロリ。

 

(涙レパートリーが無くなってきました)

 

人生の中のいろいろな”教育”を受け、ひとつ大人になったジェニー。

あの頃に比べたら、わたしもジェニーのように大人になれてますように…!

 

〆の涙です。
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