カクテルの基本レシピは50種類。

どうも、酒女です。

 

ウィスキーの話ばかり書いてきましたが、今日はカクテルの話です。

カクテルの基本レシピ

バーテンダーを始めたとき「まず基本のレシピ覚えてきてね」と言われたのが約50種類ありました。
「こんなに・・・!」

カシオレしか知らなかった!カクテルってこんなにあるんだ!

 

スピリッツ(ジン、ウォッカ、ラム、テキーラ)ベースのカクテル各10種くらい。

あと、ウィスキーベースとブランデーベース。

各カクテルのレシピ、使うグラス、トッピング(レモン、ライム、チェリー)、提供の仕方も覚えました。

その他オリジナルカクテル、季節のカクテル、ノンアルコールカクテルなどもありました。

 

頭パーよ。パー。

 

学校の休み時間にレシピをひたすら紙に書いたり、バイト先までレシピをブツブツ唱えながら歩いたり、頭の中は常に酒。それはもう酒よ。

 

今思うと学校でウィルスや細菌の構造勉強しながら、休み時間にカクテルレシピ覚えるの大変だった。よくやってたなぁ。

バーカウンターへ

店長が無作為に選んだカクテルのレシピと完成図のイラストを書く「カクテルテスト」がありました。

それに合格したらバーカウンター入りです。

 

なんとかテストに受かったものの、いざバーカウンターに入ると見事にレシピが飛びます。

バーカウンターには常に2〜3人。

メインで作る方がいて、そのサポートをするサブから始めました。

 

サブの仕事は、オーダーが来たら使う物をメインの前に並べます。

例えばジントニックだったら、10オンスタンブラー・ジンとライムを並べ、トニックウォーターの蓋を開けておきます。

ジンリッキーだったらトニックではなくソーダ。

トムコリンズだったらタンブラーではなくコリンズグラス、ライムではなくレモン。

 

似ているけれど若干違って、レシピが常に頭に入っていないと瞬時に動けません。

物が足りないとメインの手が止まり、だんだん氷が溶けていきます。

レシピが飛んでしまい狭いカウンターで右往左往。

怒涛のオーダー、逃げ惑う私。なんにもできずに邪魔してばかり、泣いて帰ることが多かったです。

 

ある日ボトル拭きをしていると、常連のお客様に「なんでもいいから、君が作ってみたいものちょうだいよ」と言われました。

 

名前がかっこいいという理由でウォッカベースの「雪国」を選びました。

作ったことはなかったけど、つたないシェイキング、まばらなスノースタイルで提供しました。

 

一口飲んでお客様が一言、

「自信ないの?」

そのときハッとしました。

 

仕事についていくのが必死で、もしかしたら疲れが顔や接客態度に出ていたかも。自身のなさが味に出ていたかも。
そのお客様は「カラ元気も”元気”、だからね」と言い残して帰って行きました。

 

今までは先輩の指導の下、お酒を作る技術やレシピの勉強をしてきました。

でもお客様のその言葉をいただいてから、バーテンダーは技術者であることはもちろんだけど、「パーソナリティーも大切だ」と気づきました。

技術だけじゃなく、パーソナリティーも磨かなければ。
それ以来、なんとなく選んだ雪国は私の大切なカクテルです。ぜひ飲んでみてね。

 

私がカクテルを作る間に考えていることは、氷の組み方・ステアの速度・グラスの温度・比重・泡の密度などなど。

気をつけることはたくさんありますが、考えすぎて表情が固くなっていました。

 

そんな私に、先輩は「バーテンは魅せる仕事」と教えてくれました。

カクテルを作る一連の流れは作業ではなく、ショー。

先輩方は自信に満ち溢れた表情でカクテルを作り、見ているお客様を楽しませていました。

バーカウンターはまるで舞台のよう。

 

私も時間はかかりましたが徐々に慣れてきて、バーカウンターのメインを務められるようになりました。

私の好きなリキュールを紹介

1. ティフィン

この子に出会った時は目をかっ開きましたね。

アンタうますぎ。そして偉いよ。

 

紅茶のリキュールで、ふわっと柔らかい口当たりが特徴です。

上品なカクテルになるので幅広く人気がありますね。

ミルクで割ってもよし。ソーダで割ってもよし。ホットにしてもよし。レモンやカシスリキュールとも相性が良かったです。

 

しかし酒女。ウィスキーと合わせます。

バランスのいいブレンデッドウィスキーがおすすめです。

ティフィンの魅力を引き出し、後に残るウィスキーの香りも感じられますよ。

2.サンジェルマン

まず、この見た目よ!この佇まい!上品で、凛としていて、存在感のあるボトル!いい表情です。
おフランス生まれのエルダーフラワーリキュールです。

上品なフローラル&フレッシュ。私はミスティアとジンジャーエールと合わせていました。

 

エルダーフラワーのフローラル感、ミスティアの爽やかさ、ジンジャーエールの甘みで、夏らしい軽やかなカクテルになりました。

家にお迎えしたいけれど、リキュールにしてはちょっと高くて手が出せないでいます。
Instagramがおしゃれなので見てみて。

3.ミスティア

マスカットのリキュールです。ただのマスカット味じゃないよ、みずみずしいの!

甘いだけでなく、酸味やフローラルな香り。度数が低いので女性や初心者の方に勧めてました。

 

そのまま飲んでももちろん美味しいですが、シャンパンと合わせるとより華やかになります。

贅沢ですね〜

 

シリーズでプルシア、キミアも。3つ揃えてお迎えしたいです。

 

書き出して気づきましたが、私は上品なリキュールが好きっぽい。

 

「学生時代のただのアルバイト」と軽い気持ちで始めましたが、働き方や接客など、いろいろ勉強になりましたね。

約2年、たった2年ですが人生経験になりました。

 

と、大して酒に詳しくないのに偉そうなことを言いました。すいません。

いちばん得意な仕事は客引きでした。

(店の前でニコッとしておじさんを引っ掛ける)

 

非対応ブラウザ

申し訳ございません。当サイトではご利用のブラウザは非対応となっております。
下記のリンクより最新のブラウザをインストールしてご覧ください。